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第三課
立派な男の人と罪深い女の人
神の御子息は全人類を助けるために世に来られました。神の御子息は、ご自分が神から来たことを、すべての人に知らせるために、大いなる奇跡をなさいました。キリストは人々に、神の愛と、人間が自分の罪からどのようにして救われるのかを教えて下さったのです。
ユダヤ人(イスラエル人)の指導者(3章)
ニコデモという男の人は立派な人でした。彼はイスラエルの宗教学者の一人で、ユダヤ人の指導者でした。彼は毎日祈り、また貧民に寄付したりしていたのでしょう。彼は、これらのことが神を喜ばせることだと信じていました。しかし、神のことばであるイエスは言われました。「人は再び生まれるのでなければ、神の王国を見ることはできない。」以前のレッスンで学んだとおりに、人がキリストを信じて、自分の救い主として受け入れるとき、神の子どもになることが分かります。このことは「新しい誕生」と呼ばれるのです。というのは、この経験は人の肉体の誕生の後で、別のときに起こるからです。
バプテスト・ヨハネは、すべての人がキリストに従ってほしいと願っていました。彼はいつもキリストをほめたたえたのです。36節には、神の怒りが、ご自分の御子息を信じない者の上にとどまると、書かれています。
罪深い女の人がキリストを受け入れること(4章)
それから、キリストはサマリヤという地方に行かれました。キリストはお疲れになって、ある女の人に水をお求めになられました。初めのうち彼女は、友交的ではありませんでした。キリストは、彼女に生きる水を与えることが出来ると言われました。彼女は命の水がほしいと思いました。しかし、まず彼女は自分が罪人であることを認めなければなりませんでした(18節)。人は自分の必要を認めるまで、キリストのお助けを経験できません。イエスは、ご自分がキリストであると、彼女に教えられました(25、26節)。すると彼女はすぐに帰って、救い主であるそのキリストに会ったことを、他の人々に伝えたのでした。
それから、ある男の人がキリストの所に来て、息子の病気を癒して下さるように懇願しました(47節)。その人は、キリストがその息子の必要を与えることが出来ると信じました。そしてイエスはその息子を癒して下さったのです。神の御子息はすべての人を愛し、人々が救われるためにご自分の命を与えて下さったのです。あなたもその新しい誕生を経験したくはありませんか。命の水を受けたくはありませんか。