第九課 まことのぶどうの木

指示
ヨハネの福音書の15章から16章まで読んで下さい。
このページの第九課を読んで下さい。
必要なら、用語解説を引いてください。
第九試験の質問に答えて下さい。

清められる方法(15章)
イエス・キリストは、枝に命を与えるぶどうの木、あるいは木の幹のようなお方です。しかしながら、人がキリストと親しくなりたいなら、清くなければなりません。罪は人の心を汚してしまいます。また、神はその罪を憎んでおられます。それでは、罪人の私たちはどのようにしてキリストと親しくなることが出来るのでしょうか。

3節に書いてあるとおりに、私たちはことばによって清められることが出来ます。キリストは、ヨハネの福音書によって、まことの神についてたくさんのことを教えて下さいます。第1章で、キリストが「ことば」と呼ばれているのを思い出して下さい。ヨハネの福音書とこれらのレッスンは、神のことばがあなたを清めることが出来るということを、あなたの心の中で確信させるためなのです。

13節に、「人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。」と書いてあります。友のために、自分から進んでいのちを捨てる人はほとんどいません。さらに、驚くことに、キリストはご自分の敵のためにそのいのちを捨てられたのでした。キリストの愛は、どんな人間の愛よりも、大いなる愛です。キリストはご自分の愛を示されたのに、多くの人がまだまことの神を憎み、御子息なるイエス・キリストに逆らってしまうのです。キリストに反対する者は、まことの神に反対する者です。キリストは父なる神の唯一の御子息であり、父なる神に行く唯一の道なのです。

キリストが弟子たちに教えられたこと(16章)
聖霊のみわざは、キリストを信じる人を助けて、慰めて下さることです(7節)。その上、この世にその罪を認めさせることも、聖霊のみわざです(8節)。もし、あなたが罪人であるとお認めになるなら、ただ今キリストを信じて下さい。

父なる神は、ご自分のものを全部、その御子息イエスに与えられたのです。こういうわけで、私たちは、神がその御子息を愛されることを知っています。ですから、その結果は、キリストを受け入れる者は神を受け入れ、またキリストを拒絶する者は神を拒絶するのです。

28節で、キリストがその父のみもとから出て、世に来られ、また世を去って父のみもとに帰られることが、もう一度はっきりと書いてあります。キリストは唯一の「神の御子息」であり、唯一の「世の救い主」であられます。その弟子たちは、キリストがいっさいのことをご存じで、神のみもとから出て来られたお方であるということを知っていました(30節)。あなたもこれを信じますか。

第九課の試験