Q 人は、自分が確かにその罪から救われたという確信を、どのようにして得るのでしょうか。
A 救いの保障は聖書に書いてある真実です。以下の点を読んで、よく分かるまでよく考えてください。
聖書は神のみことばなのです。聖書は絶対にまことで、完全に信頼できるみことばなのです。
あなたが自分の罪を悔い改めて、主イエス・キリストを信じるなら、あなたは救われた、と聖書に書いてあります(マルコ 1:15、ローマ 10:9-10)。
それゆえに、大切な質問はこれです。「あなたは自分の罪を認めて、救い主としてイエス・キリストを信じ、そしてあなたが救われるためにイエスに祈ったことがありますか。あなたの罪の天罰を受けられた身代わりのイエスを受け入れたことがありますか。」
もしあなたはそうしたならば、神はあなたが救われたと宣言されるのです(ローマ 10:13)。言い替えれば、(これを理解するのは非常に大切なことです)救いの確信は、聖書の約束を信じることによるのです。この真実はヨハネ第一 5:13 にはっきりと書いてあります。「私が神の御子の名を信じているあなたがたに対してこれらのことを書いたのは、あなたがたが永遠のいのちを持っていることを、あなたがたによく分からせるためです。」
すべてのクリスチャンがこの節を暗記すべきです。あなたは本当にイエス・キリストを信じたなら、あなたは救われたのです。聖書はこれを明確に述べているのです。
多くの人がこのことに関して持っている問題は、聖書に頼ることより自分の感情に頼るということです。このような人は、「私は救われたような感じがしない。」と言うかもしれません。このような人は不思議な感情的経験を期待しますが、その感じが来ないとき、「私は救われていない。」と感じるのです。救いの確信を自分の感情に基づかせる人は、心配に満ちている人です。なぜなら、人の感情は毎日絶えず変わっているからです。しかし、神のみことばは変わりません。あなたの感情にではなく、聖書の約束に頼ってください。
しかし、あなたはこのような質問を持っているかもしれません。「クリスチャンはうれしく感じるべきではないでしょうか。」確かに、そのとおりです。けれども、このような喜びを得ることができる前に、人は、「私は本当に救われました。」という確信が必要です。最初は確信です。喜びの感情はその後に来ます。イエスを信じる者が救われたと知っているのは、聖書にはっきりとそう書いてあるからです。イエスを信じる者が喜ぶのは、確かに救われたという確信を持っているからなのです。
聖書には、人が本当に救われたことを示すほかの証拠もあります。イエス・キリストを本当に信じる者は、以下の三つの確認できる証拠も持っています。
※ 救われた人はほかの救われた人々を愛します。(ヨハネ第一 3:14 )。
※ 救われた人が神の子どもであることは、聖霊ご自身が、その人の霊とともに、あかししてくださいます(ローマ 8:16 )。
※ 救われた人は悪を憎み、善を愛します。クリスチャンは救われてからもまだ罪を犯してしまうことがありますが、罪がその人を支配することはありません(ローマ 6:14、 18 )。その人は罪を絶えず犯し続ける生活をしないのです。
イエスを信じる人は、クリスチャン生活で成長すればするほど、その救いの確信もだんだん強くなるのです。以下の三つの段階で、救いの確信は確実になります。
毎日聖書を読んで、心から聖書の教えを信じること。
神の聖なるみことばを読みながら、あなたの信仰を強くして下さるように、神に祈ること。
あなたをその罪から救って下さった主イエス・キリストの福音を、ほかの人々に伝えること。
最後に、本当に救われたかどうか分からない、救いの確信をまことに受けたい人のために、役立つ助言をお伝えします。あなたは以前にイエスを信じて救われたかもしれないが、本当に信じたかどうか明確ではないならば、次のことをしてください。簡単に神にこのような祈りを言ってください。「神様、私は救われたかどうか分かりませんが、今救われるのを望んでおります。私は聖書に書いてあるとおりの罪人であり、その状態のままで死んだら、地獄に落ちてしまうということを知っております。私は、イエス・キリストが私の罪を取り除くために十字架で死んで、三日目によみがえられたことを信じて、私の救い主として、イエスを受け入れます。私の罪を赦して、私を救って下さい。」
それから今、聖書の節、ローマ10:9-13 を読んでください。あなたがイエスを信じて、主ご自身の御名を呼び求めるなら、何が起こると書いてありますか。あなたは「救われる」のです。この節は神のみことばなのです。この約束を信じてください。これから、あなたの救いを疑うとき、これらの節を読んでください。(使徒 16:31、ヨハネ 1:12、3:36、5:24、6:47、ヨハネ第一5:12-13)。これらの尊い約束に頼ってください。